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コラム#13 王道レシピの再確認!たまごサンド・ツナサンド編 コラム#13 王道レシピの再確認!たまごサンド・ツナサンド編

プロが教える。サンドイッチ作りのコツ

手軽に作れるイメージのあるサンドイッチ。ですが、定番のサンドイッチでも基本やちょっとしたポイントを意識してみると、いつもの味とは一味違ったおいしさを発見することが出来ます。

今回は王道のサンドイッチレシピの中から、「たまごサンド」と「ツナサンド」の作り方を再確認。基本の作り方や作る際のポイントから、きれいな断面に見せるコツ、保存の仕方までをプロが伝授します!

基本のサンドイッチの作り方~下準備編~

サンドイッチを美味しく仕上げるためには、基本的な下準備がとても大切です。ここでは、サンドイッチ作りに必要な道具と食材についてご紹介します。どんなサンドイッチでも作るコツは一緒。是非、参考にしてくださいね。

1.まずは用意する食材と道具から。

食材:お好みのパンとお好みの食材&油脂(バターやマヨネーズ、クリームチーズなど)

サンドイッチを作る際は基本的にお好みのパンとお好みの食材、そして、パンが具材の水分で湿らないようにするためのバターやマヨネーズなどの油脂があればOKです。

ただ、食材については、水分が多いとパンを湿らしてしまう原因になりますので、水分の多いものは、注意しましょう。特に野菜については、洗った際の水分をキッチンペーパーでふき取ったり、あらかじめ塩をふって、水分を出したりしておくと安心です。

道具:まな板、ラップ、包丁、キッチンペーパー

使う道具としては、食材の準備や具材を挟む際に使うまな板、サンドイッチを落ち着かせるために包むラップが必要です。
その他、お好みの大きさに切る時に使う包丁、食材の水分をふき取る際に使うキッチンペーパーなども用意しましょう。
特に、包丁は、刃先がギザギザになっているパン切用の包丁もありますので、こちらを使うと切りやすく、おすすめです。

基本のサンドイッチの作り方~基本のたまごサンド~

では、定番サンドイッチのひとつ「たまごサンド」を作ってみましょう。
〇参考にしたレシピはこちら 「 たまごサンド

1.まずは、ゆで卵

たまごサンドの「ゆで卵」。ゆで卵と言っても茹で方によって、異なる食感や味わいを作ることができます。では、どんな「ゆで卵」がおすすめなんでしょうか。

(1)卵は固めのゆで卵がおすすめ

たまごサラダがメイン食材であるたまごサンド。そんなたまごサラダで使う卵は、固ゆで卵がおすすめです。固ゆで卵を使うことで、形が崩れにくく、滑らかな食感のたまごサラダが完成します。

以下は、固ゆで卵を作るためのおすすめの茹で時間です。

·水から茹でる場合:沸騰後、フツフツとした状態を保ちながら9~11分
·沸騰したお湯に入れて茹でる場合:10~12分

この茹で時間を守ることで、たまごサラダに最適な固ゆで卵が仕上がります。

(2)殻むきのポイント

綺麗に茹で上がったゆで卵。でも殻をむくときに、うまくむけずボロボロになってしまった経験はありませんか?そんなお悩みを解決するポイントもご紹介。

ポイント① 茹でる前に卵をテーブルの角などにぶつけて小さなひびを入れる。

茹でる前に殻に小さなひびを入れておくと、その割れ目から水が入り、殻がつるっと剥けやすくなります。ひびが大きすぎると中身が出てきてしまうので、注意しましょう。
最近はゆで卵用に開発された専用の穴あけ器も販売されているので、ぜひ活用してみてください。

ポイント② 卵が茹であがったら、すぐに冷水で冷やしながら殻にひびを入れる。

茹でた卵をすぐに冷水で冷やすと、固まった白身が縮まり、殻と身の間に隙間ができます。その隙間に水が入り込むことで、さらに殻がつるっと剥きやすくなります。タッパーに水を入れてふる、という方法もあるので良かったら試してみてくださいね。

2.次は、手軽にお好みのたまごサラダを作りましょう。

たまごサラダの食感を決める潰し方にはさまざまな方法がありますが、手軽なのはフォークを使うことです。
ざっくり潰せば、ボリューム満点の食感を楽しめますし、より細かく潰せば滑らかな食感を味わえます。

つるっとしたゆで卵にフォークを入れる際にコロコロ滑って潰しにくい場合は、最初にフォークを縦に使って切るようにすると良いでしょう。また、細かく潰すには、フォークの先端部分を使うと良いでしょう。
お好みの食感に潰したら、マヨネーズ、牛乳、塩・こしょうなどで味付けをします。

3.最後にしっかり挟んでカットしましょう。

パンにバターとマスタードを塗ったら、たまごサラダをのせます。カットする断面を意識しながら、中心を少し多めにのせ、端は少し開けておくようにします。こうすることで、挟んだ際にはみ出しにくく、切りやすくなります。

また、挟んだ後は、一度ラップで包んでしばらく置いておきましょう。
一度ラップで包んでおくことで食材とパンが馴染んで、切る際にも、食べる際にもより崩れにくくなります。

卵の他にもいくつか具材を入れる際にはカットしたい部分に印をつけておくのもおすすめです。
せっかく断面を意識して具材を乗せても、しばらく置いている間に切る方向を忘れてしまったり、置き方によって方向が変わってしまっていたりする場合があるからです。
印をつけておくことで、断面が思い通りにいかなくなるのを防げます。

パンと具材とが馴染んだら、最後に食べやすい大きさにラップの上から切ります。ラップごと切ることで、更に崩れにくくなりますので、おすすめです。
今回は、サンドイッチ用のパンを使用していますが、ミミのついている食パンを使っても美味しく召し上がれます。

4.ラップに包んで、冷蔵庫で保存しましょう。

できあがったサンドイッチをすぐに食べない場合は、パンの乾燥を防ぐためにも、できればひとつひとつラップでしっかり包んで冷蔵庫で保管しましょう。サンドイッチに使う食材は、加熱していないものも多いので、食中毒を防ぐためにも、なるべく冷蔵庫での保管がおすすめです。

5.その他、おすすめ簡単アレンジ

ヤマザキッチンでは、多数の「たまごサンド」レシピを掲載中です。その中からおすすめのレシピをご紹介します!

ロイヤルたまごサンド

ロイヤルたまごサンド
たまごの潰し方、量を変えることでボリューム満点かつ、ひと味違う食感を楽しむことができます。

なめらかたまごサンド

なめらかたまごサンド
砂糖や生クリームをプラスすると、コクのあるリッチな味わいのたまごサンドに仕上がります。

基本のサンドイッチの作り方~基本のツナサンド~

続いては「ツナサンド」のポイントをご紹介。こちらもサンドイッチの定番レシピのひとつです。
〇参考にしたレシピはこちら 「 ツナサンド

ツナサンド

1.まずは、具材の水分をしっかりとるのがポイント

ツナサンドは、水分が染み込みやすいサンドイッチのひとつ。
そこで、挟む前には、しっかりと具材の水分を切りましょう。特にツナ缶の油や汁は、ザルに開けてその上からフォークなどで抑えるとよく切ることができます。
また、玉ねぎなどの野菜を一緒に入れる際は、こちらもしっかりと水分を切りましょう。水にさらした後にキッチンペーパーを使って水分をふき取ると、時間が経っても水が出にくい仕上がりになります。

2.パンには、バターをしっかり塗る。

ツナサンドは、マヨネーズであえているので、パンにバターを塗らなくても良いかと思われがちですが、しっかりパンにバターを塗りましょう。ツナサンドのツナサラダは、時間が経つと水分が出やすい具材でもあるので、バターを塗ることで、パンがしなしなにならず、美味しい状態を保つことができます。

3.最後にたまごサンドと同様にしっかり挟んでカットしましょう。

パンのミミをカットしたい場合は、ラップで包みしっかりと具材とパンを落ち着かせてから、ラップを外してミミをカットするのがおすすめです。
具材を挟む前にミミをカットしてしまうと、具材を端まで入れづらくなります。
この段階でミミを切り落とすことで端まで具材を入れやすくなり、崩れにくいサンドイッチに仕上げることができます。

4.ツナサラダは、お好みのツナ缶で。

一見同じようなツナ缶。実は、ツナ缶には、様々な種類があり、それらの種類によって、味わいも少しずつ変わります。

例えば、まぐろとかつおでは、まぐろは味が濃く、コクとうま味が強いのですが、かつおは、あっさりとしつつ渋みのある味わいを楽しむことができます。

また、オイル漬けのものは、コクがありますが、水煮は、あっさりとした味わいです。更に身の大きさに関しては、大き目のもの(ファンシー)は、ボリューム満点な味わいですし、細かいもの(フレーク)は、混ぜる際にも手軽でマヨネーズとの絡みも良いものになります。

このような違いを認識しつつ、お好みのツナ缶を使ってみてくださいね。

5.その他、おすすめ簡単アレンジ

定番のツナサンドのほか、ヤマザキッチンではアレンジを加えたツナサンドのレシピも掲載中です!

シャキシャキきゅうりのツナサンド

シャキシャキきゅうりのツナサンド
ツナサンドのツナサラダには、他にきゅうりなどの食感の良い野菜を混ぜたり、一緒に挟んだりするのがおすすめです。

ピリ辛ポケットサンド

ピリ辛ポケットサンド
カレー粉などのスパイスやケチャップなどの少し特徴のある調味料を混ぜて個性的なものに仕上げることもできます。

今回は、基本のサンドイッチの作り方の注意点から、なじみ深いたまごサンド、ツナサンドの作り方のポイントをご紹介させていただきました。是非、ポイントに気を付けながらご家庭で楽しんで作ってみてくださいね。

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