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コラム#12 フランス気分を味わう!ヤマザキ流おすすめレシピ コラム#12 フランス気分を味わう!ヤマザキ流おすすめレシピ

実は様々な種類があるフランスパン

世界でも有数の観光大国フランス。数多くの世界遺産があり、芸術や歴史、ファッションなど挙げればきりがない程、魅力のある国です。

とくにフランスの豊かな食文化は「フランス美食術」として、ユネスコ無形文化遺産にも登録されているほど。私たちの身近にも、パンやチーズ、ワインなど、フランスの食材を多く見ることができます。

ヤマザキもフランスとの関わりは強く、「春のパンまつり」でプレゼントしている「白いお皿」は全てフランス製。毎年、フランスから日本まで船で運んでいます。昔からフランスパンも販売しており、その代表格の「スペシャルパリジャン」は、小麦本来の深い味わいと豊かな風味が感じられます。

日本においてフランスパンといえば、細長い棒状のパンを思い浮かべる人が多いはず。小麦粉、水、塩、パン酵母を基本としたシンプルな味わいに、香ばしい香りとパリッとした食感が魅力です。

フランスでは、「デクレ」といわれる政令によってフランスパンの規格が定められており、サイズや太さによって、“バゲット”、”バタール”、”パリジャン”などの種類に分かれます。現在のフランスでの主流は、全長が約70〜80cm、重量300〜400g前後のフランスパン「バゲット」です。現地の食事パンの売上の75%を占め、ある調査では毎秒320本のバゲットが消費され、年間60億本以上が生産されているとも言われています。

ヤマザキで人気の「スペシャルパリジャン」は、日本人の嗜好に合わせるために、じっくり熟成させたルヴァン種と天塩を使用し、しっとりした食感に焼き上げています。近年では、程良い塩味と柔らかさが特徴の「塩バターフランスパン」も登場しました。

フレンチトーストはフランスにない?

フランスパンを使ったレシピとして、ヤマザキのレシピサイト「ヤマザキッチン」でも人気のある「フレンチトースト」。日本においてフレンチトーストといえば、食パンを卵と牛乳、砂糖を混ぜた卵液に浸し、バターで焼いたものを指すことが多く、ヤマザキッチンでもダブルソフトなどの柔らかい食パンを使ったレシピを中心に公開しています。

フレンチトーストは日本での呼び方で、フランスでは「パンベルデュ(=失われたパン)」と呼ばれています。なぜ日本ではフレンチトーストと呼ばれているのでしょうか?その由来には諸説ありますが、日本のフレンチトーストはアメリカから伝わってきたもので、18世紀のアメリカに実在した「ジョーゼフ・フレンチ」さんが命名したという説が有力です。

柔らかな食パンではなく、硬くなってしまったバゲットやブリオッシュなどをフランスでは使うことが多く、硬くなってしまった=失われたパンを、卵や牛乳でおいしく甦らせることから、名付けられたと言われています。

朝食や軽食として人気のフレンチトーストですが、ダブルソフトを使ったレシピは、忙しい日々のご褒美スイーツとしてもおすすめです。

フランスでも愛される日本でお馴染みのスイーツ

スイーツといえば、日本由来の洋菓子がフランスで人気を集めていることを、皆さんはご存じですか?ヤマザキでも販売している「苺のショートケーキ」。ヤマザキの洋菓子部門では常に売り上げ一位を誇るほどの人気ですが、苺のショートケーキは日本生まれと言われています。この日本生まれの苺のショートケーキが、フランス・パリに店舗があるヤマザキフランスでも看板メニュー「Matsuri(マツリ)」という名前で一年を通じて人気となっています。

Matsuri(マツリ)

ムース系のケーキが多いフランスにあって、スポンジと生クリームをふんだんに使った日本風の苺のショートケーキは珍しく、週末にもなると特注が入るほど。日本の味が、スイーツの本場フランスでも受け入れられているのはうれしいですね。
ヤマザキッチンには、苺のショートケーキの味わいをイメージした食パンを使ったスイーツレシピも掲載しています。ぜひ、試してみてくださいね。

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